屋根材とは?
- 屋根材とは?
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屋根材は大きく分けて6種類ございます。
また、屋根材選びのポイントが3点あります。
①価格
②デザイン
③耐用年数
の3つです。
1つ1つの特徴を簡単にまとめてみましたので、一緒に見ていきましょう!
1-1.粘土瓦
①9,000~12,000円/㎡と非常に高額
②デザイン性は高い
③耐用年数は50年以上と長い
工事費用が高くても屋根の耐久性を高めたい方に向いているのが
粘土瓦です。断熱性・防音性が高く塗装も不要ですが、
重いため耐震性が低下することもあります。
1-2.セメント・コンクリート瓦
①6,000~8,000円/㎡
②デザイン性は高い
③耐用年数は30年程度
粘土瓦よりも安く、瓦のデザインを取り入れることが可能です。
ただし、現在はほとんど生産がされていないので
屋根材の候補としては相応しくありません。
2-1.化粧スレート
①4,500~8,000円/㎡
②デザイン性は高い
③耐用年数は20~25年程度
日本の住宅では特に人気があります。
別名「コロニアル」「カラーベスト」とも呼ばれています。
工事費も安く瓦よりも軽いので耐震性も高く、
何より施工できる業者が多いのが特徴です。
ただし、割れやすく塗装は必要となります。
2-2.天然スレート
①10,000円/㎡~
②化粧スレートよりデザイン性が高い
③耐用年数は20年以上
化粧スレートにはない天然石の美しさがあるのが
天然スレートの特徴です。
ただし、化粧スレートよりも価格が高く重いため
耐震性は低下する点は注意が必要です。
3.トタン
①5,000~6,000円/㎡
②デザイン性はあまり高くない
③耐用年数は10~20年
工事費が安く、軽量なため耐震性は確保できます。
ただし、圧倒的にデメリットが多いのが特徴です。
耐用年数が極端に短く、錆びやすいです。
また、断熱性・防音性が低く塗装も必要となります。
その為、近年では使用する住宅も減っており、
これからの家づくりの候補には挙がらない屋根材です。
4.ガルバリウム鋼板
①6,000~9,000円/㎡
②カラーが豊富でデザイン性は高い
③耐用年数は30年程度
金属の屋根材では最も人気なのがガルバリウム鋼板です。
金属でありながら錆びにくく、軽量で耐震性も高いです。
また、防水性も高く複雑な形状の屋根にも対応できます。
ただし、金属ですので防音性が低く傷も付きやすいため塗装が必要です。
これからの家づくりでは、
第1候補の屋根材として検討すると良いと思います。
5.銅板
①20,000円/㎡~
②曲線などを作れる為、デザイン性は高い
③耐用年数は60年以上、100年を超えることも
屋根材の中で特殊なのが銅板です。
お寺や大仏、自由の女神などの特殊建築に使用されてます。
耐用年数が驚異の60年以上と最も長く、
錆びても耐用年数が短くなりません。
しかし、施工できる業者が非常に少なく価格も非常に高額となります。
これから家づくりを考える際の候補としては相応しくありません。
6.アスファルトシングル
①5,000~6,000円/㎡
②デザイン性は高い
③耐用年数は20~30年程度
アスファルトシングルは特に屋根のデザイン性を高めたい方に
向いている屋根材です。
軽量で耐震性が高く、錆びることもなければ割れることもありません。
また複雑な屋根の形状にも対応できます。
ただ、施工できる業者が少ないため工賃が高くなる可能性もあります。
そのうえ、風で吹き飛びやすくカビやコケが生えることもあります。
以上、屋根材の紹介でした。
お客様のお気に入りの屋根材は見つかりましたか?
ちなみに、私が好きな屋根材は「ガルバリウム鋼板」です。
シンプルながら色の豊富さで個性を出せるところに惹かれます。
屋根は家の髪型とも呼ばれます。
髪型1つで印象が大きく変わるように、
家の印象も大きく変える要素となるので
全体のイメージを思い浮かべながら選ぶと良いと思います。